相手は直腸がんというやつだ
2007-05-25



今日は午後から叔母が戦っている。
相手は直腸がんというやつだ。手術は4時間ほどの予定だという。

幸い、発見が早かったらしい。何日にも渡る検査の結果、他の
部位への転移はないとのこと。主治医の診たてによれば、悪い
箇所を手術でとってしまえば、これまでと変わりない生活に戻れ
るであろうという。しかし、10年前には別の部位のがんの手術を
受けている。関連はないというが、いい印象があるわけがない。

叔母は私の父の妹である。27歳で未亡人となった。
再婚もせず、二人の子どもを立派に育て上げた。孫も4人だ。

父を「あんちゃん」と頼りにし、一人っ子である母を「ねえさん」と慕う。
気性が激しく、言いにくいことも平気でズバズバ言う。
自分の言動で他人がどう思うかなんて、とんと考えない様子だ。

私は多分、一生かかっても彼女とは相容れないだろうと思う。
しかし、彼女は私の叔母である。
彼女を失ってはならないと、子どもたちをはじめ私たち家族、
叔父夫婦、みんなが心配し天にも祈る気持ちだ。

どうぞどうぞ手術がうまくいき、あの元気な叔母が帰ってきますように。
[ものおもい]

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