「ビョウキジャナイキョウダイガホシイ」
2007-03-12


去年の春ごろの話…。

子どものころから仲良くしているMちゃんには、二人の
子どもがいる。長男K君はは小5、重度の自閉症児だ。
長女Tちゃんは小3で、しっかりもの。

Mちゃんが「Tが、アタシ、病気じゃない兄弟が欲しいって
言うのよ、子どもっておもしろいねぇ〜!」と、大笑いしな
がら言った。

「ビョウキジャナイキョウダイガホシイ」

まったくその通り。私にはこうしてストレートに表現する
ことができなかったから、これを聞いたときはすごい
ショックだった。昼下がりのファミレスで人目もはばからず、
あふれる涙をどうすることもできなかった。

障害を持つ子どもを受け入れるには、親とても簡単では
ない。兄弟姉妹は更に難しいんじゃないかと思う。少なく
とも私はそうだ。

「ビョウキジャナイキョウダイガホシイ」
これほど適切な表現が他にあるだろうか。

…つづく…
[考えさせられたこと]

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